こんにちは、
イイダです。
前回の記事(その533)にて、
デスクトップPCを強くオススメしました。
私はどうしてもノートPC派です!
しかしながら、
自分の環境では、
ノートPCしか選択の余地がない!という方も、
いらっしゃるかと思います。
その場合には、
ノートPC単体で動画編集するのではなくて、
以下の3点を追加して、
- 外部モニタ
- 外部キーボード
- マウス
これらを接続して使うことを、
考えて下さい。
これであれば、
デスクトップPCのように使えますね。
ノートPCをお使いになるのであれば、
上記のアイデアを取り入れて下さいませ。
モニタについて(イイダの私見)
モニタ選択において、
イイダだったらこう考えるという、
アイデアを記しておきます。
27インチ若しくは、
32インチをオススメします。
但しこれには各々条件があります。
27インチサイズの場合。
27インチの場合には解像度が、
2560×1440であること。
この2560×1440というのがポイントで、
これ以下でも以上でもダメです。
たとえば、
27インチのフルHD(1920×1080)であった場合、
貴方は無駄な買い物をしたと言って、
買ったばかりのモニタを、
直ぐにヤフオク出品することになるでしょう。
27インチの4K(3840×2160)であった場合、
貴方の年齢が30歳前後で視力の良い方であれば、
文字が小さいかな?程度で、
使うことが出来るかとは思いますが、
貴方の年齢が40代以上であれば、
こんなにも文字が小さければ、
何も役に立たないじゃないか!と叫んで、
買ったばかりのモニタをたたき壊したくなります。
Windowsの設定でフォントを大きくすれば?
これについてですが、
Windowsの知識のある方からは、
Windowsの設定でフォントサイズを大きくすれば?という、
ご意見をいただくかと思います。
そのご意見はごもっともでありますが、
それは貴方がVEGAS Proを、
もっと正確に言えば、
他社の動画編集ソフトを含め、
そもそもパソコンソフトのことを、
よくご存じないことからのご意見かと思います。
フォントサイズをむやみに大きくすると、
VEGAS Proの場合であれば、
編集画面における文字が、
見え難くなってしまう場合があるのです。
フォントサイズが適切な場合
フォントサイズをサイズ調整で大きくした場合
上記のような症例は、
Windowsの調整で、
フォントサイズを大きくしたら、
必ず現れるというものではありません。
貴方のお使いのPCの、
グラフィックチップの性能や、
グラフィックドライバの当たり方、
さらには、
そこに接続されているモニタの性能等によって、
このような症例が出る場合もあれば、
出ない場合もあります。
上図の例は、
イイダのPCにおいて、
VEGAS Pro19 においてでた一例ですが、
全く同じ条件で操作したところ、
Vegas Pro18では上記の状態にはならずに、
全く正常に表示されました。
すなわち、
ここでのポイントは、
予め予想できるリスクは、
そのリスクを最初から避けることです!
ですので、
27インチモニターの場合の、
解像度のベストバランスは2560×1440ですので、
必ず覚えておいて下さい。
更に念を押して付け加えるとすれば、
このときの縦横比は「16:9」です。
27インチモニタを選択するときは、
必ず解像度を間違えないように、
老婆心からお伝えします。
31~32インチサイズの場合
31~32インチの場合には解像度がいわゆる4K、
つまり3840×2160であること。
縦横比はもちろん「16:9」です。
31~32インチサイズであるにも関わらず、
フルHD(1920×1080)等の解像度のモニタは、
絶対に購入してはなりません。
また、
31~32インチサイズで、
5K~という高解像度のモニタにも、
手を出してはいけません。
4Kがベストバランスです。
5K等を選んでしまうと、
文字が小さくなってしまうからです。
この場合にも、
Windowsのフォント調整で、
何とかなる場合もありますが、
どのようなことが起きるかというと、
27インチを選ぶときの落とし穴と、
同じことが予想されます。
モニタはPC本体以上に長く使うので、
出来れば31~32インチの4Kモニタを、
イイダは強くオススメします。
液晶パネル
液晶モニタのパネルは、
大別して2種類あります。
「VA」と「IPS」です。
貴方は迷うこと無く、
「IPS」を選んでください。
「VA」と「IPS」を比較すると、
その違いは主に2点で、
黒色の発色具合と視野角の広さだと言われています。
その特徴とは以下の通りです。
- VAの方がIPSよりも、
黒色が黒色である(締まっている)。 - VAの方がIPSよりも、
視野角が狭い。
上記2点については、
まさにその通りなのですが、
これ以外で注意する部分があるのです。
youtube等にも、
情報として挙げられていないので、
敢えてここに記しておきます。
イイダがVAパネルで気になる点は2つです。
あくまでもイイダの私見です。
全体的に色が白っぽい。
僅かにうすい霧が掛かっているような映り方をします。
またモニターによるのですが、
色味の傾向として、
黄色が被っているようなモニターが稀に存在します。
同じメーカーのモニタで、
VAパネルとIPSパネルを並べて表示すると、
上記の「薄い霧が掛かっているようだ」という見え方を、
実感することが出来ると思います。
モニターは長く使います。
VAパネルのモニタと、
IPSパネルのモニターでは、
IPSパネルのモニターの方が高価になりますが、
賢明な貴方は、
高くてもIPSパネルのモニターを選んでください。
長くなりましたので、
今回はここまでとします。
モニタについては、
最重要項目がもう2つ残っていますので、
それは次回に記します。
お疲れ様でした。
山梨のイイダ拝
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。
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